<金融危機>中国の自動車メーカー、米への本格進出は苦戦―米メディア

Record China    2009年1月16日(金) 11時4分

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13日、「中国の自動車メーカーは米国市場参入時に逆風に直面する」と伝えられた。本格参入を目論む中国メーカーは参入当初苦戦すると見られている。写真は08年12月に行われた第10回北京自動車展示販売会。入場者はまばら。

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2009年1月13日、米AP通信は「中国の自動車メーカーは米国市場参入時に逆風に直面する」という題の記事を掲載し、本格的な参入を目論む中国の自動車メーカーが米国市場進出当初は苦戦するとの見方を示した。14日付けの環球時報が伝えた。

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記事によると、金融危機などが原因で08年の米国の自動車販売台数は、07年の1610万台から約18%減少し、1320万台にとどまった。「09年は1050万台」と予想するアナリストもおり、中国メーカーにとっても相当厳しいものになる、としている。

また、金融危機による影響は販売台数の落ち込みだけでなく、中国メーカーの今後のパートナーとなる可能性が高い米国自動車メーカーを直撃しており、本格的な米国進出を目指すにあたって大きな逆風に直面するだろう、との見方を示している。

一方、米国の著名な自動車専門ウェブサイト・Edmuns.Comの担当アナリストは「格安な小型車メーカーなど、中国メーカーが米国市場で受け入れられる可能性は大きい」とする一方で「経済状況が不透明なこうした時期には、消費者は往々にしてリスクを避ける。その品質がまだはっきり認識されていない中国車は、米国市場への進出当初はかなりの苦戦を強いられるだろう」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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