<異常気象>ひび割れた湖底が露出、40年来の大干ばつで―河南省鄭州市

Record China    2009年1月17日(土) 7時35分

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14日、40年来で最大の干ばつに見舞われている河南省鄭州市はこの日、湿度わずか9%という乾燥した空気に見舞われた。水源である湖も完全に枯渇し、小麦の収穫にも影響が懸念されているという。

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2009年1月14日、中国北部の都市・河南省鄭州市はこの日、湿度わずか9%という乾燥した空気に見舞われた。今季、圧倒的に降水量の不足している同市では、市民の飲用水の水源である西流湖が完全に枯渇してしまったと伝えられた。チャイナフォトプレスの報道。

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湖の南北を仕切る水門は湖水が枯渇したために用を成さず、すでに開きっぱなしになっているという。ふだんは井戸のように水をたたえる水門下は、カラカラに乾ききり、乾燥にさらされた湖底は、バリバリにひび割れた姿をさらしている。かつての湖を知らぬ者が見たら、ここが湖だったとはわからないだろう。

黄河関連のニュースを伝えるサイト・河南黄河ネットの15日の報道によると、河南省は今冬、40年来で最大の干ばつに見舞われている。このままでは約500万haの小麦畑に被害が出るものとして、鄭州市河務局では黄河から3000万立方メートルの水を引く措置を決定したという。(翻訳・編集/愛玉)

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