<中華経済>08年小売売上高10兆元へ、消費が安定成長の「カギ」―中国

Record China    2009年1月17日(土) 14時34分

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15日、中国商務部は定例会見で、08年の社会消費品小売総額(小売売上高)が10兆元を突破し、10年来で最高の伸びとなると発表した。写真は南京の雑貨卸売市場。

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2009年1月16日、16日付北京晨報によると、中国商務部は15日の定例会見で、08年の社会消費品小売総額(小売売上高)が10兆元を突破し、10年来で最高の伸びとなると発表した。

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商務部によれば、08年1−11月の社会消費品小売総額は前年同期比21.9%増の9兆7759億2000万元と、1997年以来、11年ぶりの伸びを記録。物価変動を除いた実質伸び率はGDP(国内総生産)成長を超える水準を5年連続で維持した。

中でも伸びが顕著だったのは農村消費だ。11月の実質伸び率は18.3%と都市部を1ポイント上回った。農村部の消費の伸びが都市部を上回るのは初めて。農村部の家電購入促進策に成果が表れ始めた。

08年は中国の高度成長を支えてきた輸出、投資、消費の3本柱のうち、外需の減退や不動産市場の不振が響いて輸出と投資の寄与率がともに低下した。内需拡大を景気対策の目玉に掲げる中国政府。失業率を最低限に抑えるために必要な8%の経済成長を確保すべく、消費刺激に全力を注ぐ。(翻訳・編集/HI)

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