<サッカー>韓国への移籍報道過熱に「首締め王子」困惑―中国

Record China    2009年1月18日(日) 14時33分

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2009年1月、李[王韋]峰選手のKリーグ移籍のニュースが中国メディアをにぎわしている。しかし50万ドルもの高額年俸で合意したとのニュースが流れ、李選手自身が困惑しているという。写真は李選手。

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2009年1月、李[王韋]峰(リー・ウェイフォン)選手のKリーグ移籍のニュースが中国メディアをにぎわしている。しかし50万ドル(約4500万円)もの高額年俸で合意したとのニュースが流れ、李選手自身が困惑しているという。16日、網易が伝えた。

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李選手は激しい気性とラフプレーで知られる「カンフーサッカー」の体現者。日本でも東アジア選手権で鈴木啓太選手にのど輪をかました「首締め王子」として知られている。とはいえその実力は折り紙付きで10年以上にわたり代表の主力DFとして君臨している。このたびかつての恩師・車範根監督率いるKリーグ・水原三星に移籍することが決まった。

一部中国メディアは年俸50万ドルと報じているが、これは李選手自身にとっても寝耳に水。報道を見て驚いた妻から電話がかかってきて、年俸をごまかしているのではないかとあやうく口論になりかけたという。ウォン安、景気悪化に苦しむ韓国にとって50万ドルはKリーグ最高クラスの年俸。韓国代表でもその半分程度の選手も少なくない。それだけに中国から加入した李選手の好待遇に不満の声があがるなど、水原三星も対応に苦慮していると伝えられている。

こうした混乱を受け、水原三星は来週の記者会見で中国メディアの参加を拒否することを決定した。今後、事実に基づかない報道を行わないで欲しいとの声明を発表している。(翻訳・編集/KT)

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