2009年1月16日、中国国家海洋局が発表した「2008年中国海洋環境状況レポート」によると、中国の約83％の海域で生態系システムが半健康または不健康な状態であることがわかった。新華社通信（電子版）が伝えた。

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レポートでは「08年は中国近海の生態系システムは基本的に安定していたものの、依然として回復の兆しが見えず、18か所の観測ポイントのうちの約83％が半健康または不健康な状態だった」と報告している。

一方、同局事務室の李海清（リー・ハイチン）主任は「全国の近海および海岸線地帯では異なる程度の脆弱部分が見受けられる」とし、「脆弱性が高い地区および中度の地区は海岸線の総延長の36．5％を占めている」と語った。これに関連し、「08年に全国で赤潮が発生したのは68回、1万3738平方キロメートルに及んだ」とし、「各地区の海洋部門が赤潮発生に関する対策と監視を強化した結果、経済的被害の抑制に大きな成果を上げた」と紹介した。（翻訳・編集/HA）