空港の天井で抗議の座り込み6時間―遼寧省瀋陽市

2006年9月19日の午前8時、遼寧（りょうねい）省瀋陽（しんよう）市桃仙（タオシャン）空港の元従業員である陳（チェン）さんが、空港ターミナルの天井の梁に登り、空港会社の管理層から不公平な処罰を受けたことについて抗議している。空港責任者の話によると昨年2月19日、陳さんは瀋陽-杭州（こうしゅう）-福州（ふくしゅう）を結ぶMF8604便の搭乗手続きをする時、品物の発送先を間違えた上、客の荷物からタバコを盗んだ。会社の規律を厳格化し他者への警告とするために、管理層は彼を会社にとどめはするが1年間の観察処分を命じた。その間、彼には基礎給料しか支払われない。この処罰を不満に思った陳さんは梁の上で抗議を始め、救出しようとする消防人員を拒絶した。6時間にわたる座り込みの後、最後は公安に連行されて事情を話した。

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