「二等国民」差別と偏見に苦しむ大陸出身妻―台湾

Record China    2009年1月19日(月) 11時31分

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2009年1月、香港誌・亜洲週刊は特集「台湾の二等国民」を掲載した。台湾に住む26万人の大陸出身妻は差別と偏見に苦しんでいるという。写真は北京市の茶館。大陸と台湾の新婚カップルが合同で京劇公演を行った。

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2009年1月、香港誌・亜洲週刊は特集「台湾の二等国民」を掲載した。台湾に住む26万人の大陸出身妻は差別と偏見に苦しんでいるという。17日、環球時報が伝えた。

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政治的にはなお多くの対立点を残す中台関係だが、個々人の交流は年々盛んになっている。大陸出身妻もその一つ。すでに26万人以上が台湾人男性と結婚、台湾に住んでいる。しかし居住から2年間は労働許可が下りない、8年間は永住許可が得られない、相続権が制限されるなど、その待遇はほかの外国人と比べて差別的なもの。このほかにも国籍取得の審査が厳しく、監督機関の面接官は夫婦生活にいたるまで事細かに質問するなど屈辱的な対応が問題となっている。

また、大陸出身女性に対する偏見も深刻な問題だ。偽装結婚し働くために台湾に来たというイメージが強く残るほか、陳水扁(チェン・シュイビエン)前政権下で進められた「台湾独立運動」の影響で、大陸出身妻は「台湾人とは違う中国人」として差別されることも多い。馬英九(マー・インジウ)政権は大陸出身妻の待遇改善を目指し法案改正を検討しており、早期実現が期待される。(翻訳・編集/KT)

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