公務員になりたい!カンニング摘発が歴代最多に―中国

Record China    2009年1月19日(月) 8時11分

拡大

09年1月、人民日報は中国国家公務員局による公務員試験の不正行為についての発表を報じた。1000人近くのカンニングが見つかり、違反者数は歴代最多を更新している。写真は昨年11月、国家公務員試験の会場。

(1 / 9 枚)

2009年1月、人民日報は中国国家公務員局による公務員試験のカンニングについての発表を報じた。1000人近くのカンニングが見つかり、違反者数は歴代最多を更新している。17日、京華時報が伝えた。

その他の写真

日本と同じく中国も公務員は人気の職業。受験者数は年々増加している。しかし国家公務員局は、厳しいカンニング対策を導入することで、違反者の増加は抑制できているとコメントした。コンピューターによる答案分析を導入しており、答えが全く同じであるなどの疑わしい答案を検出することが可能だという。また同局によると、カンニングした受験生の点数はほとんどが50点以下、平均点を大きく下回っているという。これはカンニング援助グループの模範回答に誤りが多かったためとのことで、公務員局は受験生にだまされないようにと呼びかけている。

一方、カンニングしたと判定された受験生の一部からはぬれぎぬだとの声も上がっている。偶然にもほかの受験生と同様の回答となった可能性もあるが、国家公務員局は専門家が判定を行っていること、コンピューターによる重複回答チェックは国際的な慣例になっていることから、申し立てを拒否する姿勢を示した。60人程度がぬれぎぬを主張しており、うち約10人が行政訴訟に訴える構えを見せている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携