2009年1月17日、香港テレビ局・亜洲電視の女性職員3人が上司のセクハラを警察に通報した。昨年末の人事問題、2008ミスアジアの不正選出疑惑に続く新たな火種となりそうだ。18日、網易が伝えた。

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通報した女性職員はいずれも既婚者、1人は中間管理職の地位にあった。直属の上司がセクハラを繰り返すため通報したと話している。警察はただちに刑事事件として処理する方針はないと発表、亜洲電視経営陣はノーコメントを貫いた。

昨年以来、同局はたびたびスキャンダルを引き起こしている。昨年末、就任したばかりの新経営陣とオーナーの間に確執が生まれ、就任後わずか数日で解任させるという事件が起きた。さらに同局が実施したオーディション・ミスアジアでは視聴者からの投票と実際の結果が異なっていると発表され、再投票となる可能性が示唆されるなど混乱が続いている。金融危機の影響もあり経営不振がささやかれる亜洲電視だけに痛い失点となりそうだ。（翻訳・編集/KT）