2009年1月19日、中国衛生部は貴州省で鳥インフルエンザ（H5N1型）の感染が確認されたことを発表した。中国新聞社が伝えた。

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発症したのは貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州に住む16歳の男性。今月8日発病したが、容体が深刻なため16日に湖南省懐化市の病院に入院した。検査の結果、鳥インフルエンザと判明した。男性は発症前に病死した家禽に触ったことがあるという。なお男性と接触した人々には感染は確認されていない。

今年に入り、中国では北京市、山西省、山東省で鳥インフルエンザの感染が相次いで報告され、今回で4例目となる。感染しやすい冬であること、旧正月前で家禽の輸送が頻繁に行われていることから今後も感染例は増加する可能性が高いという。（翻訳・編集/KT）