<特集・C-POP男性歌手列伝3>台湾男児の鑑!骨太な「ロックの詩人」―ウーバイ

Record China    2009年1月22日(木) 19時43分

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90年代初頭の「四大天王」台頭から、現在の創作系R&B歌手ブームまで、香港・台湾の代表的な実力派男性歌手らを紹介しながら、C-POPの歴史を紐解く。第3回は、台湾では珍しい骨太さで「ロックの詩人」と呼ばれるウーバイ。

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かつては歌唱力が最重要視され、歌謡曲調のポップスが席巻していた香港・台湾の音楽シーンだが、近年は自身で創作もこなす新勢力が台頭してきている。この特集では90年代以降の代表的な男性実力派歌手らを振り返り、C-POPの歴史を紐解く。

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台湾ロックの兄貴的存在で一目置かれ、尊敬を集めるロック歌手のウーバイ(伍佰)。自身のバンドを率いて各地のライブハウスを回り、急速に頭角を現したため「King of Live」とも称され、そのライブパフォーマンスはレコーディングのクオリティを大きく凌駕すると評判だ。「台湾臭さ」にこだわっており、台湾語でも多く歌うほか、古くからの台湾演歌の要素をロックに取り入れた。元来、土臭く野卑なイメージの「本省人(第二次世界大戦終戦以前からの台湾住民)男性」をワイルドで男らしいものに塑像し、最高にクールな「台客(台湾野郎)」ムーブメントを引き起こした。

●ウーバイ(伍佰)

68年1月14日生まれの40歳。台湾出身。92年にデビュー。本名は呉俊霖(ウー・ジュンリン)。4人組のバンド・伍佰&China Blueも率いる。大のプロレスマニアで、全日本プロレスとも親交が深い。華語流行音楽メディア大賞「最優秀パフォーマー」「最優秀プロデューサー」「最優秀コンポーザー」の三冠王や金曲賞「最優秀台湾語男性歌手賞」など受賞歴多数。代表曲に「浪人情歌」「樹枝孤鳥」「台湾製造」など。(翻訳・編集/愛玉)

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