2009年1月22日、年間最大の祝祭日・春節(旧正月)を4日後に控えた山西省運城市では、年末恒例の「花[食莫](ホアモー)」と呼ばれるパンづくりが佳境を迎えている。色とりどりにデコレーションされたそのさまは、まさに「中国版・鏡餅」といえそうだ。チャイナフォトプレスの報道。

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[食莫](モー/食へんに「莫」で1文字)というのは、中国北部の内陸地方に主に伝わる平たいパンのこと。米にかわる主食として、サンドイッチにしたりスープにひたしたりして食べる。このモー をねじったりつまんだりして成形し、色付けした生地や豆類やナツメなどを飾りつけたのが「花モー」だ。鏡餅と同様、正月のお飾りとして用いられたり、お年賀として用いられることもある。

今年の干支の牛をかたどったものなど、愛らしくどこかコミカルなたたずまいが、笑いでいっぱいの新年を呼んでくれそうだ。(翻訳・編集/愛玉)