<上海ディズニー>「不動産市況の特効薬」は期待外れ、下落続く―中国

Record China    2009年1月24日(土) 3時27分

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22日、ディズニーランド建設の実現まであと一歩に迫った上海市で、建設候補地近くの不動産価格が下落していることが分かった。写真は05年9月、開園当日の香港ディズニーランド。

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2009年1月22日、ディズニーランド建設の実現まであと一歩に迫った上海市で、建設候補地近くの不動産価格が下落していることが分かった。毎日経済新聞が伝えた。

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ディズニーランド候補地からほど近い浦東・川沙地区では、誘致の情報が流れた04年ごろから不動産価格は徐々に跳ね上がり、当初の1平方メートル当たり3000元(約3万9000円)から昨年はついに1万元(約13万円)の大台を超えた。候補地から最も近い場所では1万2000元(約15万6000円)のところもあった。

だが、市中心部から車で2時間という距離に加え地下鉄などのインフラも整備されていないことから、売行きは芳しくない。易居房地産(不動産)研究院の統計によると、今年1月1日〜18日の同地区での不動産成約数は昨年12月同期比20%近く減少、価格も1平方メートル当たり2000元(約2万6000円)近く値下がりした。

上海では万博開催が決まった02年末から07年ごろまで不動産バブルが続いた。ディズニーランド計画の進展を受けて地元では当時のような活況が戻ると期待されていたが、記事は「上海を低迷から救う特効薬にはならなかったようだ」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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