Record China 2009年1月24日(土) 16時26分
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23日、台湾紙・中国時報は記事「中国系米国人が大統領になる可能性」を掲載した。写真は昨年末、北京で開催された第5回米中戦略経済対話に出席したイレーン・チャオ米労働長官。
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2009年1月23日、台湾紙・中国時報は記事「中国系米国人が大統領になる可能性」を掲載した。中国新聞社が伝えた。
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今月20日、米大統領就任式が行われ、バラク・オバマ氏が米国史上初となる白人以外の大統領の座についた。これを受け、中国時報は中国系米国人が大統領となる可能性について論じている。ブッシュ政権のイレーン・チャオ(趙小蘭)労働長官、オバマ政権のスティーブン・チュー(朱棣文)エネルギー長官など中国系米国人は閣僚を輩出しているが、彼らがこれ以上の地位につく可能性は低いという。それというのも中国系が米国の全人口に占める割合は2%以下と少ないためだ。そのため上院と下院をあわせても中国系議員はデビッド・ウー(呉振偉)下院議員一人しかいない。
また同紙は、黒人がかつては奴隷だっただけに、白人から見てもある種「身内」といえ、その意味ではほかの有色人種とは違う立場にあると指摘した。また黒人差別の歴史への贖罪意識や白人との混血であることがオバマ大統領誕生に結びついたとして、中国系はもちろんのこと、最大のマイノリティーであるラテン系や資本を握るユダヤ系ですら大統領になることは難しいと評している。(翻訳・編集/KT)
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