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20日、中国政府は国防白書を発表した。日本をはじめとした海外メディアは年々急成長を続ける軍事費を不安視している。しかし実際のところ、中国軍の装備、実力はまだまだ先進国の水準に達していないのが実情だという。写真は中国空軍の演習。
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2009年1月20日、中国政府は国防白書を発表した。日本をはじめとした海外メディアは年々急成長を続ける軍事費を不安視している。しかし実際のところ、中国軍の装備、実力はまだまだ先進国の水準に達していないのが実情だという。23日、環球時報が伝えた。
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記事によると、22日付の朝日新聞は中国の軍事費が20年連続で2ケタ成長という驚異的な成長を続けていると指摘した。21日付の東京新聞にいたっては、中国の軍事費は公表されている金額の2倍から3倍に達するという専門家の意見を採り上げ、すでに世界第2位の軍事大国になっていると評した。
近年高まりつつある中国脅威論だが、こうした評価は過大なものだと環球時報は指摘する。現代戦に不可欠な情報化、システム化の面において、中国軍は先進国にまだ大きな差をつけられている。また、一部で新型兵器が導入されているとはいえ、なお旧式の装備が数多く残っているのが現状。それどころか数十年前に作られ、暖房設備がない兵舎を現在も利用しているケースすらあるという。現在の軍事費増加はこうした過去の遅れを取り戻すものでしかないと同紙は主張した。(翻訳・編集/KT)
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