2009年1月23日、米メディアはオバマ大統領の就任式で世界的チェリストのヨーヨー・マさんらが演奏した際、会場には事前録音した演奏が流されていたと報じた。24日、新聞晨報が伝えた。

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就任式典の上下両院共同委員会報道官によると、式典当日は気温が零下にまでさがり楽器が壊れるなどの悪影響が予想された。そこで仕方なく準備していた録音を流したという。ただしヨーヨー・マさんらは実際に会場でも演奏しており悪質なごまかしではないと弁明している。

このニュースで思い出されるのが北京五輪の開会式。カウントダウンの花火がCGだったこと、少数民族の子どもたちとして入場してきたのが実際は漢民族だったこと、歌を披露した少女が実は吹き替えだったことなどが海外メディアにより激しく非難された。今回の演奏吹き替えのニュースを聞いて、「米国もやっていることは一緒じゃないか」との感想を持った中国人も少なくないだろう。（翻訳・編集/KT）