2009年1月25日、旧暦で1年最後となったこの日、国営テレビ・中央電視台（CCTV）が毎年恒例の大みそかスペシャル番組「春節聯歓晩会」を放送した。ジャッキー・チェンやジェイ・チョウ（周杰倫）ら中華圏を代表するスターが続々出演し、視聴率95．6％と変わらぬ人気ぶりを見せた。新浪網が伝えた。

【その他の写真】

「春節聯歓晩会」は、人気歌手やタレントらが多数出演し、歌謡ショーや雑技、民族舞踊、コント、漫才を交えながら1年を振り返るスペシャル生放送番組で、「中国の紅白」とも言える国民的番組。中国の大手調査会社CTR市場研究のデータによると、今年も視聴率95．6％を獲得する人気ぶりを見せている。

中でも特に注目されたのが、台湾出身の人気アーティスト、ジェイ・チョウ（周杰倫）と、中国の国民的女性歌手で北京五輪閉会式にも登場したソン・ツーイン（宋祖英）の異色コラボ。ジェイが大太鼓をヌンチャクで叩きながらダンスパフォーマンスを見せると、ソン・ツーインがジェイの大ヒット曲「本草綱目」でラップ調の楽曲を熱唱。約3分間のパフォーマンスで、番組中最高視聴率を獲得している。（翻訳・編集/Mathilda）