Record China 2009年1月27日(火) 4時51分
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26日、中国の携帯電話市場にコピー商品が広く出回り、国産携帯電話の市場シェアの3割を占めるに至っていることが分かった。写真はコピー商品が主力となっている北京の携帯電話市場。
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2009年1月26日、経済参考報はこのほど、中国の携帯電話市場に「山寨手機」と呼ばれるコピー商品が広く出回っていると伝えた。大手メーカーの商品を真似たものから、独自に商品名をつけた雑多なものまで、その種類は多岐にわたる。
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ある関係者によると、「コピー携帯」は少なくとも年間4000万〜5000万台出回っており、国産携帯電話市場のシェア3割を占めるに至っている。複数の企業幹部によると、「コピー携帯」の台頭によって、昨年9月以降の売り上げが30〜40%落ちており、資金繰りにも深刻に影響、資金難から新商品開発も難しい状況だという。
コピー携帯業者は、1種類の商品につき国家情報産業部に20万〜30万元(約260万〜390万円)支払わなければならない検査測定費が不要、アフターサービスを負担しない、開発と広告の費用がかからない、税金を納めない、などによって一般国産ブランドと比べかなりの低コストで生産できる。
深セン携帯電話協会の蘇傑(スー・ジエ)副秘書長は、低価格、多機能、個性的なデザインなどで一般消費者をひきつける「コピー携帯」には大量の需要があると見る。しかし同氏は同時に、「コピー携帯」によって市場は不健全になっており、一般国産ブランドが価格、品質、ブランド力、技術力などで競争力を失っていると述べた。(翻訳・編集/津野尾)
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