Record China 2009年1月28日(水) 11時49分
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2009年1月、中国で金を貸した同級生と連絡が取れなくなったとして、インターネット上で相手の実名や写真などを公開、懸賞金をかけた行方捜しが登場した。写真は重慶市の衣料品店。店頭一面に「金融危機のため値下げ」との広告を貼っている。
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2009年1月、金を貸した同級生と連絡が取れなくなったとして、インターネット上で相手の実名や写真、住所を公開、懸賞金をかけて行方を捜す人物が登場、注目を集めている。24日、重慶晩報が伝えた。
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懸賞をかけたのは馬(マー)さん。2006年に重慶情報技術職業学院を卒業した。当時の同級生2人に金を貸していたが、最近連絡が取れなくなったという。金を貸した相手の1人は李(リー)さん、職探しのため浙江省杭州市に向かう旅費が必要というので、1000元(約1万3000円)を貸した。もう1人は趙(ジャオ)さん。卒業後、たびたび借金を申し込まれ、これまでに合計2600元(約3万3900円)を貸しているという。
連絡が取れなくなったため、馬さんはなんと2人の実名、写真、電話番号、住所などを公開、賞金をかけて行方を捜している。名誉毀損及び肖像権侵害となる可能性が高いが、馬さんは「訴えられてもいい。ちゃんと事情を説明してもらいたい」と話している。
中国では昨年来、雇用が急速に悪化、特に新卒者の就職環境は極めて厳しい状態だ。08年の卒業生だけでも100万人以上が職を見つけられなかったと見られる。びっくりするような馬さんの懸賞金だが、これもまた世界的な経済危機の波紋の一つかもしれない。(翻訳・編集/KT)
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