2009年1月28日、在米中国人が自身のブログで、家族揃って過ごす中国人の昔ながらの春節（旧正月）のスタイルを守るべきだと訴えた。金羊網が伝えた。

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米国在住の袁暁明（ユエン・シャオミン）さんは、最近の中国は大晦日に家族揃って「春節晩会」（＝中国版「紅白」）を楽しんで、正月には御馳走を食べるという昔ながらの風習が希薄になっていると指摘する。これをクリスマスなどの「舶来文化」のせいにして「伝統文化を守ろう」と排斥運動を始める大学教授もいるが、袁さんは「意味がない」と反論する。

中国人が守るべきは形式的な文化ではなく家族揃って過ごす習慣だ、と説く袁さんは、家族の元を離れて出稼ぎする労働者の多くが、交通費が高すぎて正月すら帰省できない現実こそ問題だと強調する。出稼ぎ労働者も年末には家族の元に帰り、家族揃って正月を迎えることが、伝統文化を守る最良の方法だと袁さんは訴えた。（翻訳・編集/NN）