2009年1月28日、広東省広州市の空港から27日、参加者363人という史上最大の旅行ツアー団がチャーター機でオーストラリアに向けて飛び立ったと伝えられた。目的地はクイーンズランド州ケアンズで、一行は8泊10日の日程で豪州を旅する。広東省の地元紙・南方日報」とその電子版・南方網が伝えた。

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旧正月「春節」の大型連休を利用した今回のツアー団を迎える現地ケアンズでは、クイーンズランド州知事を含むオーストラリア政府主催の歓迎会が開かれるとのこと。旅行団は各地でVIP待遇を受けるという。

「広之旅国際旅行社」によると、今年催行予定の「チャーター便で行く豪州ツアー」にはすでに2000人が予約しており、これは前年同期比で40％の激増。チャーター便に人気が集まる理由について同社は、直行便のためフライト時間が通常便より2時間も短く、トランジット（乗り継ぎ）の煩わしさがないことをあげているが、旅行代金も通常のツアーより20％近くも安いため、申し込みが殺到していると説明。今年、中国から飛び立つチャーター便はすべて広州白雲国際空港を発着することになっており、広州市民の海外旅行熱に拍車がかかりそうだ。（翻訳・編集/本郷）