台湾製粉ミルクから有害細菌、死に至る危険性も―中国

Record China    2009年2月2日(月) 15時26分

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2日、台湾メーカーの乳児用粉ミルクから、有害細菌のエンテロバクター・サカザキが検出されたことが分かった。同菌は乳児の髄膜炎などを引き起こす恐れがあり、致死率は50%にも及ぶ。写真は昨年11月、大量廃棄されたメラミン入り粉ミルク。

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2009年2月2日、台湾の大手食品メーカー「味全」の乳児用粉ミルクから、有害細菌のエンテロバクター・サカザキが検出されていたことが分かった。同菌は乳児の髄膜炎などを引き起こす恐れがあり、致死率は50%にも及ぶとされている。東方網が伝えた。

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国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は、昨年8〜11月に発見された852の不合格食品および化粧品のリストを発表した。うち10月17日に香港に運び込まれた「味全」の粉ミルク3種類から、エンテロバクター・サカザキが検出されていたことが分かった。同菌は乳児の脳髄膜炎や腸炎、菌血症を引き起こす恐れがあり、発症した際の致死率は20%〜50%にも及ぶ。主な感染ルートは乳児用粉ミルクとされている。

中国ではメラミン入り粉ミルク事件で、30万人にも及ぶ乳幼児が健康被害にあったばかり。同事件ではメラミン入り添加物を製造・販売していた業者が死刑判決を受けている。(翻訳・編集/NN)

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