大規模な山火事発生 農家の燃やすわらが原因―貴州省遵義市

2006年9月23日、貴州（きしゅう）省遵義（ズンイー）市の婁山関（ロウサングワン）鎮で非常に大きな火災が発生し、約70haの森林が灰燼に帰した。桐梓県消防中隊の林永華（リンヨンホワ）小隊長の説明によると、この日の午後2時に県の119番センターが通報を受け、婁山関の鎮水井（ジェンシュイジン）村にある山の斜面で大きな火災が発生し、その勢いが速くて非常に危険だということを知った。消防隊は即刻現場に赴き、風向きと風の強さを観察した上で消火活動を開始した。地元民の話によると、この火事は23日の午前10時頃に始まったとのことで、ある農家が稲のとり入れ後にわらを燃やしたのが出火の原因だという。地方政府が代表を派遣して消火活動を行ったにもかかわらず、通行しにくい道のために消火が困難な状態だ。それでも懸命な活動のおかげで火事は勢いを弱められ、引き続き消火が行われている。なお、この火事による死者はでていないとのこと。

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