欧米メディアの偏見報道による「誤った国際イメージ」を改善せよ―中国メディア

Record China    2009年2月5日(木) 15時18分

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3日、中国メディアは、欧米メディアの悪意に満ちた偏見や報道のせいで、外国人の中国に対するイメージは冷戦時代に植え付けられた「得体の知れない存在」のままになっていると報じた。写真は冷戦時代に中国が作成した反米ポスター。

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2009年2月3日、国営新華社系の国際先駆導報は、欧米メディアの悪意に満ちた偏見や報道のせいで、外国人の中国に対するイメージは冷戦時代に植え付けられた「得体の知れない存在」のままになっていると報じた。

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その3大要因として、「政治に対する偏見」「事実と異なる経済脅威論」「伝統文化の過度の強調」を挙げた。まず、外国人はいまだに中国といえば「専制国家」「飢えに苦しむ人々」「文化大革命」のイメージを持っているが、それは欧米メディアが「台湾」「チベット」「天安門」の「3T問題」を常に大袈裟に取り上げ、共産党を「妖魔化」(=非人道的)に仕立て上げているせいだと指摘した。

次に、欧米でやたらと騒がれている「中国経済の脅威」もでっち上げだと主張。実際は中国に進出している欧米系企業が潤っているだけだとし、例として売価20ドル(約1800円)のバービー人形1体につき、中国の利益はわずか3セント(約2.7円)に過ぎないと強調した。

また、北京五輪開閉会式を大成功に導いたチャン・イーモウ(張芸謀)監督だが、実は88年にベルリン国際映画祭でグランプリを受賞した「紅いコーリャン(原題:紅高梁)」を始めとする数々の作品も要因の1つだと指摘。北京五輪で世界中が「伝統と現代の調和がとれた中国」を認識したが、これを機に今後も「正しい中国の姿」を世界中に発信し続けることが大切だと締めくくられた。(翻訳・編集/NN)

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