2009年2月2日、韓国紙・中央日報は「中国経済への依頼度が最も高い韓国」と題した記事で、中国経済に振り回される韓国経済の現状を憂いだ。環球時報が伝えた。

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これまで高い成長率を誇ってきた中国経済は、07年の13％から昨年の第4四半期には7％にまで下落。これに伴い韓国の昨年1年間の貿易収支も11年ぶりにマイナスに転じた。記事はこれを「90年代から東アジアで始まった製造業の国際分業による弊害」と分析。部品や原料を韓国で調達して労働力の安い中国で加工、最終的な消費者は欧米諸国という体制が固まったことで、韓国経済は否応なしに中国の景気に振り回されるという仕組みが出来上がったと指摘した。

その上で現状を打破するには、欧米に変わる新たな市場を開拓する必要があると指摘。中国や日本、韓国などの主要国家は内需拡大に努め、「大アジア市場」を形成すべきだと主張した。（翻訳・編集/NN）