学生結婚も増加、経済的優遇などで若者に早婚傾向―浙江省杭州市

Record China    2009年2月6日(金) 9時5分

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3日、浙江省杭州市では法律で定められた婚姻適齢に達したばかりの人が結婚するケースが増えており、中には大学1、2年生も少なくないという。写真は04年に結婚した天津の大学生カップル。

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2009年2月3日、杭州市民政局・社会事務所の陳景蓮(チェン・ジンリエン)所長によると、同市では法律で定められた婚姻適齢に達したばかりの人が結婚するケースが増えており、中には大学1、2年生も少なくないという。陳所長は「感情が移ろいやすい年齢や経済的な基盤ができていない状態で安直に結婚するべきではない」と語った。新華社が伝えた。

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08年の統計によると、26歳で結婚する男女が最も多い。陳所長は、「一般的に、大学卒業時の年齢は23歳。2〜3年働いて結婚するのが理想的だと考えれば、26歳というのは現実的な年齢だ」と語る。

しかし一方で、結婚の低年齢化が進んでいる。特に農村部を中心に早婚の傾向が見られ、法定年齢に達するとすぐ結婚する者が多い。その理由として、立ち退きや土地収用を受けた時の補償で優遇されることや、その他経済的な優遇を受けられることなどを陳所長は挙げている。

また、大学1、2年生の結婚も増加している。大学の多く集まる同市江干区の民政局には08年1年で40組の申請があった。陳所長は、結婚は経済力や心の準備などが整ってからでないと“後遺症”を残すのは必至だとし、慎重に行うべきだと指摘している。(翻訳・編集/小坂)

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