<中華経済>1月=PMIが2カ月連続で上昇、専門家「底入れ」には慎重―中国

Record China    2009年2月6日(金) 7時20分

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5日、中国物流・購買連合会が4日発表した09年1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は45.3%だった。08年12月を4.1ポイント上回り、過去最低となった11月から2カ月連続で上昇した。写真は金属関連製品の商談会。

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2009年2月5日、5日付第一財経日報によると、中国物流・購買連合会(CFLP)が4日発表した09年1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は45.3%だった。08年12月を4.1ポイント上回り、過去最低となった11月から2カ月連続で上昇した。

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中国政府が昨秋に打ち出した内需刺激策と春節(旧正月)効果が相乗効果を生み出した格好。ただ、PMIは50.0を上回ると景況の改善を、50.0を下回ると景況の悪化を示す。専門家の間では足元の景況感に慎重な見方が多い。

モルガン・スタンレーのエコノミストは、「景気が回復に向かい始めたと判断するには時期尚早」と指摘。現在の回復は、昨年第4四半期(10−12月)に経済がハードランニングしたことによる反動で、持続的なものではない、との見方を示した。

国務院発展研究センター・マクロ経済研究員の張立群氏も、1月は春節が消費に影響するため、1月と2月の経済指標の内容をトータル的にみて景況を見極める必要がある、と述べた。(翻訳・編集/HI)

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