<南京大虐殺>生存者の名誉毀損訴訟、日本人研究者が敗訴確定―東京

Record China    2009年2月6日(金) 10時8分

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5日、南京大虐殺の生存者・夏淑琴さんが名誉毀損で東中野修道亜細亜大学教授及びその著書を出版した展転社を訴えた訴訟で、被告に400万円の支払いを命ずる判決が確定した。写真は06年、南京市。中国での裁判に勝訴した夏さん。

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2009年2月5日、南京大虐殺の生存者・夏淑琴(シア・シュウチン)さんが名誉毀損で東中野修道亜細亜大学教授及びその著書を出版した展転社を訴えていた訴訟で、日本最高裁は被告の上告を棄却した。これにより東中野教授と展転社に400万円の支払いを命じた一審、二審判決が確定した。6日、新華社が伝えた。

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南京大虐殺当時の情景を米国人牧師ジョン・マギー氏が撮影したというフィルムのなかに、住民11人が殺害されるシーンが収録されている。当時8歳だった夏さんはこの事件の生存者の一人。一方、東中野教授は展転社より出版した著書『「南京大虐殺」の徹底検証』で、フィルムの少女と夏さんは別人であり、証言はねつ造されたものと主張していた。

夏さんはまず中国で東中野教授らを名誉毀損で訴えた。この裁判は2006年に結審し、夏さんの勝訴が確定した。また日本でも夏さんは提訴し、今回の最高裁で最終的な勝訴が確定した。(翻訳・編集/KT)

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