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7日、1月30日に米アリゾナ州で発生したバス横転事故と2月2日に米ペンシルバニア州フィラデルフィアで発生したバス追突事故により、中国から米国への旅行客が減少している。写真は2月3日、上海から米アリゾナ州に向かう遺族。
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2009年2月7日、相次ぐ米国での観光バス事故が、中国人の米国旅行に歯止めをかけている。1月30日に米アリゾナ州で23人の死傷者をだしたバス横転事故と、2月2日にペンシルバニア州フィラデルフィアで発生したバス追突事故により、中国国内では米国への旅行客が減少している。米紙「僑報」の報道を中国新聞社が伝えた。
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北京のある旅行社では、米国8日間のツアーを、旧正月前には2万3000元(約30万円)に設定していたが、現在は1万6300元(約21万円)に値下げした。しかし安全面を心配する人が多く、例年同時期と比べて申し込みが減っているという。4月出発の同ツアーへの申し込み客は、現在わずか6人。また、別の旅行社が企画する3月出発の14日間ツアーも、1万9800元(約26万円)と大幅値下げをしたものの、申し込み客は今のところわずか4人しかいない。
中国国際旅行社マーケティング部の斉氏によると、旅行客数減少のほかに、旅行社の安全対策をこれまで以上に重視したり、旅行保険をダブルでかける人も現れているという。
中国国家観光局は各省の観光局長と米国各州の観光局長に対し、観光旅行の安全保証業務を強化するよう申し入れた。(翻訳・編集/中原)
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