Record China 2009年2月9日(月) 12時36分
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7日、「50年来の大干ばつ」に見舞われている今冬の中国だが、安徽省淮北市ではひさかたぶりの「恵みの雨」が降った。これに乗じ市気象局は計52発の人工降雨ロケットと115発の人工降雨砲弾を投入し「人工増雨作戦」を決行。写真は人工降雨ロケット。
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2009年2月7日、「50年来の大干ばつ」として農地や飲用水に甚大な被害の出ている今冬の中国だが、安徽省淮北市ではひさかたぶりの「恵みの雨」が降った。チャイナフォトプレスの報道。
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昨年11月以来、北部〜中部を中心に、降水量が例年より50〜80%も少ない深刻な干ばつが起きており、同地域の主要作物である小麦の栽培に多大な影響がでている。今月5日には、国家洪水干ばつ対策指揮部が一級干ばつ緊急警報を発令した。また、財政部は6日までに、15省・市を対象に総計7億元(約91億円)の対策費投入を決定した。
このほどの貴重な恵みの雨に乗じて、安徽省淮北市気象局では降水量の増大を狙って7日未明から8日にかけて、「人工増雨作戦」を決行。合計52発の人工降雨ロケットと115発の人工降雨砲弾を投入した。これらは雲に向けて薬剤を撃ち込み、雲に含まれる水滴を氷結させ、雨として降らせるもの。作戦は見事に成功し、乾ききった大地は一時的にせよ、しっとりと潤ったようだ。(翻訳・編集/愛玉)
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