2009年2月11日、ロイターは韓国と北朝鮮の海上境界線付近から中国漁船が撤収する動きを見せていると報じた。ある韓国軍関係者は撤収は北朝鮮のミサイル発射の前段階だと予測している。人民網が伝えた。

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これまでも北朝鮮はミサイル発射試験前にその水域への船舶立ち入り禁止を命じていたという。そのため間もなくミサイル発射テストが行われるとの見方もある一方、ある韓国軍高官は「漁船の撤収以外に特別の動きはない」と話すなど慎重な姿勢を示している。

北朝鮮は先月、韓国とのあらゆる政治的、軍事的合意を破棄すると発表するなど強硬姿勢を強めている。また米国の一部を射程に含むという弾道ミサイル・テポドン2号の発射テストの準備を進めているとも伝えられており、日米韓など関係諸国は警戒を強めている。（翻訳・編集/KT）