中秋の名月はもうすぐ、心浮き立つ月餅の飾り―陜西省西安市

Record China    2006年9月25日(月) 21時51分

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月餅の形をした飾りが吊るされた西安市の東大街。中秋の名月といえば日本ではすすきに団子が連想されるが、中国では月餅だろう。

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2006年9月25日、今年10月6日の「中秋の名月」が近づいている。陜西(せんせい)省西安(せいあん)市の東大街の歩道には、月餅の形をした色鮮やかな飾りが吊るされ、秋の雰囲気が一層濃くなった。旧暦8月15日は中国の三大節句の1つである「中秋節」(残り2つは旧暦の正月である「春節」と旧暦5月5日の「端午節」)。中国では、月は古来「家族団らん」を象徴するものだった。その月が1年のうちで最も丸く、明るく照り輝く日が旧暦8月15日であるため、この日を中秋節として祭り、家族団らんを表わす日とされた。この日は家族が集まって一緒に夜食や月餅を食べ、月を鑑賞する風習が残っている。しかし都市化が進む現代に月が見られる場所は少なくなり、特に若者たちは田舎での生活経験がないので、中秋の名月を見る伝統を重視しなくなっているという。

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