2009年2月11日、山東省煙台市は海上から流れてきた霧に包まれ、高層ビル街が一面、霧の都と化した。チャイナフォトプレスの報道。

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同日午前11時ごろ、同市近海で「移流霧(いりゅうぎり)」と呼ばれる現象が発生した。温暖多湿の空気塊が冷たい海面や地表に冷やされて発生する霧で、日本では千島列島から北海道にかけての太平洋岸にしばしば発生する。

この日は沿海から同市に向けて東北風が吹いて大量の霧が流入し、普段は無味乾燥な顔を見せる高層ビル街が、しっとりとした風情に包まれた。(翻訳・編集/愛玉)