マナーがいいと中国人だと思われない?!小さな努力からイメージ改善を―イタリア紙

Record China    2009年2月13日(金) 15時4分

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2009年2月、イタリアの華字紙・欧華聯合時報はイタリア在住の中国人に対し、積極的にイタリア社会に溶け込み中国人のイメージを向上させようと呼びかけた。写真は北京市。マナー向上のため、バス停で列を作るよう指導する監督員。

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2009年2月、イタリアの華字紙・欧華聯合時報はイタリア在住の中国人に対し、積極的にイタリア社会に溶け込み中国人のイメージを向上させようと呼びかけた。12日、中国新聞社が伝えた。

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欧華聯合時報の記者はイタリアでたびたび「あなたは日本人ですか?それとも韓国人?」と聞かれた経験があるという。イタリアに住むアジア人のなかでも中国人は最も多いが、きちんとした身なりと礼儀正しい態度を見ると、中国人のように見えないのだろうと記者は推測する。

こうした状況を変えるには中国人一人一人の小さな努力しかないと記者は主張する。留学生であれば授業で積極的に質問し、教師や同級生と協力し合い、さらに食堂でご飯を食べた後はちゃんと片付けること。ビジネスマンなら社会と会社に溶け込み、同僚への尊敬の念を忘れず協力し合うこと。こうした小さな努力が大事ではないかと指摘した。

他国と同様、イタリアでも中国人は独自のコミュニティを形成し、なかなか現地社会に溶け込まないと指摘されている。なかにはイタリア語をほとんど話せない人もいるという。世界的な経済危機の影響から排外感情の高まりが懸念されるなか、中国人移民がどのように現地社会に溶け込むかはきわめて重要な課題となっている。(翻訳・編集/KT)

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