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13日、中国地質大学地球科学学院の教授らはこのほど、恐竜滅亡の謎に新説を発表した。まもなく科学誌・中国科学に論文が掲載されるという。写真は三亜市自然博物館に展示されている恐竜の化石。
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2009年2月13日、新華社によると、中国地質大学地球科学学院の●一鳴(ゴン・イーミン、●は龍の下に共)教授、徐冉(シュー・ラン)博士及び河南理工大学資源環境学院の胡斌(フー・ビン)教授はこのほど、恐竜滅亡の謎に新説を発表した。まもなく科学誌・中国科学に論文が掲載されるという。
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白亜紀後期の恐竜の卵の化石内部には大量の真菌の化石が残されていたという。分析を進めたところ、真菌が卵を浸食している状況が明らかになったという。白亜紀後期からはふ化しなかった恐竜の卵が大量に発見されていることから、研究チームは真菌の影響により卵がふ化せず、恐竜の絶滅につながった可能性を指摘している。
白亜紀後期と暁新世の変わり目の時代、すなわちおよそ6500万年前には隕石の衝突、世界的な森林火災、火山の頻繁な爆発などの影響で、真菌が激増したことが知られている。新説は従来の研究とも符合するもので、いまなお解明されない恐竜絶滅の謎に新たな光をあてるものとなりそうだ。(翻訳・編集/KT)
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