Record China 2009年2月17日(火) 17時58分
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17日、今年は「躱猫猫(目隠し鬼ごっこ)」という言葉がネットで流行しそうだと伝えられた。12日に監獄で囚人が死亡した事件で、警察が死因を「“躱猫猫”をしているときに壁に頭をぶつけたため」と発表したためだ。写真は「躱猫猫」に興じる様子。
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2009年2月17日、貴州省で発生した女子中学生殺害事件をもとに昨年、「貴州のロバが腕立て三回」という言葉が流行したことに続き、今年は「躱猫猫(ドゥオマオマオ)」という言葉が流行しそうだと伝えられた。今日早報の報道。
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「貴州のロバが腕立て三回」―この流行語は08年6月、貴州市甕安(ウォンアン)県で発生した女子中学生の殺害事件を受けて生まれたもの。被害者の女子中学生は性的暴行を加えられて殺害された疑いがあったが、加害者と目される青年は、「死亡した女子学生と一緒に腕立て伏せをしていた。3回目までやったところで、彼女は突然、川に身を投げた」と説明。流行語は、この荒唐無稽さをあざ笑ったものだ。
このほど話題となっている「躱猫猫(ドゥオマオマオ、目隠し鬼ごっこの意)」事件のあらましは次の通りだ。森林の違法伐採により刑務所に収監されていた雲南省在住の李喬明(リー・チャオミン)さんが2月8日、負傷を理由に病院に送られたが、同12日に死亡した。警察によると、この青年は運動時間中に他の囚人達と「躱猫猫」をしている時に壁にぶつかり負傷したという。解剖の結果、重度の頭部損傷が見られた。
この発表をきっかけにネット上には「躱猫猫(目隠し鬼ごっこ)」という言葉が頻繁に現れるようになった。ある書き込みは、「監獄でも鬼ごっこをするような和やかなひと時があるのだ、ということが示されるとともに、子どもの遊びでも人を殺せることを証明した事件だ」という。一方、「李の死は罪を反省しての自殺だと思う」との声や、「腕立て伏せや鬼ごっこでも人が死ぬとは、この世に安全な遊びや運動はないのか?」との声も。もちろん、「躱猫猫」を茶化した書き込みも多く見られる。
警察は12日夜、最新の発表として「鬼ごっこの際、李と他の囚人との間にいざこざが起き、殴打され転倒した時に壁に頭をぶつけた」と語った。(翻訳・編集/小坂)
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