Record China 2009年2月18日(水) 23時1分
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17日、香港では男女人口比率の不均衡が問題となっている。結婚適齢期の男性は女性を「選り好み」するのに対し、女性は中国本土にパートナーを求める人が増えているという。写真は香港のカップル。
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2009年2月17日、中国新聞社によると、香港紙「文匯報」は香港では女性の人口比率が男性を上回る「陰盛陽衰」問題が深刻になっていると伝えた。2008年末現在、女性1000人に対し男性は893人となっている。
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香港統計処によると、2008年の香港の女性人口は370万2100人、男性は330万6800人。男女とも人口は増加したが、女性の増加率が1.15%であるのに対し、男性はわずかに0.42%。2007年は女性1000人に対し男性は899人だったが、2008年は女性1000、男性893と男性が減少。この傾向は特に20〜39歳の結婚適齢期にある男女に最も顕著で、女性1000人に対し、男性はわずかに773人。また、初婚年齢も男性の初婚年齢の平均は31.1歳、女性は28.4歳と上昇した。
ある結婚相談所によると、数少ない男性の中から理想の男性を探すために多くの女性がごく自然に同所の門をたたく。2006年には相談に来る男性と女性の比率が1:3であったのに対し2008年は1:4〜5にもなった。選択肢の増えた香港男性がパートナーを選ぶ際に求める条件は高くなっている。香港女性は現実的過ぎるため、優しい女性を求めて中国本土女性に目を向ける男性も少なくない。また、香港女性も中国本土男性の中からパートナーを求める傾向が高くなっているという。
記事によると、以前は香港人男性にこだわる女性が多かったが、現在では結婚相談所を訪れる女性の9割が本土男性も選択肢に入ると答えており、香港女性と本土男性の成婚率は10年前に比べ10%上昇したという。(翻訳・編集/小坂)
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