<四川大地震>亡き妻背負い感動呼んだ男性、父親の世話は拒否―四川省綿竹市

Record China    2009年2月19日(木) 18時27分

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18日、四川大地震で亡くなった妻を背負って家へ帰る姿が全国で感動を呼んだ男性が、父親の面倒を見ることを拒否していると伝えられ、論議を呼んでいる。写真はその男性が08年12月に再婚した時の様子。

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2009年2月18日、四川大地震で妻を亡くした男性がその遺体を背負い家に帰る、そんな写真を昨年メディアが公開し、中国全土で感動を呼んだが、実は―。「夫にするならこんな男性」とまで言われた呉加芳(ウー・ジアファン)さんが父親の面倒を見ることを拒否していると伝えられ、論議を呼んでいる。四川在線が伝えた。

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呉さんと父親との不和を報道したのは成都電視台の「真相30分」という番組。取材に応じた父親は「もう20年以上も不和が続いている。農民なので退職金もないが、息子は面倒を見てくれない」と語った。それに対し、呉さんは「たとえ牢獄に繋がれようと親父を見るつもりはない」と語る。この対立の原因について父親は前嫁との不和を、呉さんは弟へのひいきなどを挙げている。亡き妻を背負う呉さんと父親と反目しあう呉さん、どちらが本当の姿かと話題になっているのだ。

ネットユーザーからは「亡き妻を背負って家路を歩いた姿は大きな感動を呼んだ。情に厚い人だと思っていたのに…」「すべての善は孝行から。なんだか騙された気分」などの意見が出ている。なお、呉さんは震災で妻を亡くした後、縁にめぐまれ別の女性と結婚し、新たな家庭を築いている。(翻訳・編集/小坂)

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