Record China 2009年2月19日(木) 20時40分
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17日、陝西省西安市公安局は、ある市民から「団地の敷地内にオオカミがいる」とのを受けた。駆けつけてみると、確かに団地敷地内の草むらに中型犬ほどの動物が繋がれていた。これは、飼い主が農村旅行の際、子犬と信じ込んで拾ってきた動物だという。
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2009年2月17日、「団地の敷地内にオオカミがいるんですが…」。陝西省西安市公安局は、ある市民のフシギな通報を受けた。チャイナフォトプレスの報道。
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警察官が駆けつけると、団地敷地内の草むらに中型犬ほどの大きさの動物が1匹つながれていた。よく見ると目つきは鋭く、オオカミに見えないこともない。ある住民は、「この“動物”、夜半の遠吠えがひどくて。最初は子供のいたずらかと思いましたが、この“動物”が声の主だとわかり、オオカミと確信しました。子供のころ農村で育ったので、オオカミはよく見ていたんです」と訴えた。
通報を受けて呼び出された飼い主によると、この動物は年末に農村旅行をした際、山で拾ってきたものだという。当初、“子犬”だったこの動物は傷だらけだったため、哀れに思って持ち帰り、そのまま飼育していたようだ。飼い主には非常になついており、しきりに甘える様子はどこの飼い犬とも変わりはない。
結局、西安市野生動物管理所の鑑定を経て、この動物はオオカミと判明した。管理所のスタッフによると、オオカミは見かけ上シェパードと酷似しているが、専門家が見れば骨格や毛並み、耳や歯、尻尾などの特徴から鑑別は可能だという。野生動物の飼育には地元自治体林業部門への許可証取得申請が必要で、騒動を聞きつけた団地の住民らも、「オオカミを敷地内で飼うなんて!」と不安をあらわにしている。飼い主は「すでに情が沸いてしまって…」と、手放すことを躊躇している。(翻訳・編集/愛玉)
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