台湾原住民族の言語に消滅の危機―ユネスコ

Record China    2009年2月21日(土) 9時24分

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20日、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が21日の「国際母語デー」に合わせて発表した調査報告によると、台湾に現存する14の原住民族が使う言語が消滅の危機に瀕している。写真は台湾の原住民舞踊団。

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2009年2月20日、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が21日の「国際母語デー」に合わせて発表した調査報告によると、台湾に現存する14の原住民族が使う言語が消滅の危機に瀕していることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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台湾中央通訊社の報道によれば、ユネスコは全世界にある約6000言語のうち2500言語が絶滅の危機に瀕していると報告した。うち538言語が「極めて深刻」、502言語が「重大な危険」、632言語が「危険」、607言語が「脆弱」に分類された。このほか、1950年以降に消滅した言語は219言語に上った。

台湾では2番目に深刻な「重大な危険」に分類されたサイシャット語など17言語が消滅の危機に瀕していると認定された。また、バサイ語、パゼッヘ語、ホアンヤ語、ケタガラン語、タオカス語、パポラ語、シラヤ語の7種類が1950年以降に消滅が確認されている。(翻訳・編集/NN)

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