<おくりびと>本木雅弘の真摯な姿勢に注目、公開間近でアカデミー受賞報道―台湾

Record China    2009年2月24日(火) 16時28分

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23日、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した日本映画「おくりびと」のニュースは、お隣の台湾でも大きな話題となり、各紙が大きく報道した。写真は2月10日、「おくりびと」公開間近の台北市でPRイベントに臨んだ台湾の俳優リー・ウェイ。

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2009年2月23日、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した日本映画「おくりびと」のニュースは、お隣の台湾でも大きな話題となっている。

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今月27日より台北、高雄など台湾全土での上映を控えている「おくりびと」。中国語のタイトルは「送行者〜礼儀師的楽章〜」となっており、受賞のニュースを各紙がこぞって伝えた。

聯合報は「納棺師が人々の心を揺り動かした」、蘋果日報は「『おくりびと』が日本に栄誉もたらした」、中国時報は「死というタブーが日本のクリエイターの着眼点となった」と見出しをつけている。先日、同作が日本アカデミー賞で10冠を獲得したことも現地では大きく伝えられたが、その時から、主演の本木雅弘が長年にわたり、同作を企画段階から温めてきた情熱と真摯な姿勢に注目する記事が多く見られた。自由時報は本木雅弘が受賞時、「まさか受賞するとは思わなかった。さっきのレッドカーペットでもう少しカッコつけておけばよかった」と、ちょっぴりユーモアを交えてコメントしたことに触れた。

また、東森新聞によると、台湾の映画監督・李崗(リー・ガン/著名監督アン・リーの実兄)は、このほど「おくりびと」を評して「日本人の独特の感性が表れている。日本映画は観客を泣かせることにも笑わせることにも秀でている」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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