2009年2月25日、昨年5月に発生した四川大地震を描く映画「成都、我愛[ｲ尓]」が3月末にクランクインすると伝えられた。新京報の報道。

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映画は四川大地震を背景に愛情を描くストーリー。1話30分、3話が連なるオムニバス形式で、監督陣も話題性たっぷりの人選だ。

まず1人目は香港からフルーツ・チャン(陳果)監督。「メイド・イン・ホンコン(97年)」などの「香港返還三部作」で、揺れ動く香港人の心理を鋭く描いて見せた。

続く2人目は韓国からホ・ジノ監督。「八月のクリスマス」(98年)など、ラブストーリーの名手として知られる。ペ・ヨンジュンやチャン・ドンゴン、イ・ビョンホン、チョン・ウソン、チ・ジニらの参加も検討中だという。

最後は「中国ロックのパイオニア」、ツイ・ジェン(崔健)。86年に発表した彼の楽曲「一無所有(俺には何もない)」によって、中国のロックは強烈に幕を開けた。この曲は89年の天安門事件の際も主題歌のように歌われ、世界中にツイ・ジェンの名が知れ渡った。近年は半引退に近い状態だったが、今回は映画の世界で創作活動を展開することとなる。もちろん、ツイ・ジェンの担当パートにはロックの要素が盛り込まれるという。(翻訳・編集/愛玉)