Record China 2009年2月26日(木) 11時57分
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25日、日本のワイン産地として知られる山梨県勝沼市の地名が中国で勝手に商標登録出願されていたことが分かり、県側は対応に追われている。写真は商標権侵害の撲滅を訴えるスローガン。
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2009年2月25日、ワインの産地として知られる山梨県勝沼市の地名が中国で勝手に商標登録出願されていたことが分かり、県側は対応に追われている。在日中国人向け新聞・中文導報が伝えた。
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記事によると、上海在住の中国人が06年10月、「山梨勝沼」を商標出願した。山梨県知事政策局が中国商標局のウェブサイトで確認したところ、同局はすでに審査を終了しており、4月20日から公告を開始する。7月20日までの公告期間中、異議申し立てがなければ商標登録は認められてしまうという訳だ。
これを知った山梨県は大慌て。阻止するには「山梨」や「勝沼」が中国国内で広く知れ渡っているという証拠を提出しなければならない。中国では有名な地名を商標登録することが認められていないからだ。県側は新聞報道などを中心とした情報収集に追われている。
中国では近年、日本の地名やブランド名が勝手に商標登録され、日本企業がやむなくそれを高値で買い戻すケースが後を絶たない。リンゴの産地として知られる「青森」も03年に商標出願されていたことが分かり、異議申し立てが認められるまで4年もかかっている。(翻訳・編集/NN)
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