<中華経済>モラル低下で国営企業での汚職拡大−中国

Record China    2009年2月27日(金) 4時49分

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26日付新京報によると、中国国有資産監督管理委員会の李栄融主任はこのほど、中国共産党中央規律検査委員会の規律検査で、大手国有企業の幹部の汚職を摘発したことを明らかにした。経営陣から中間管理職までほぼすべての責任者が汚職に関わっていたとされる。

2009年2月26日付新京報によると、中国国有資産監督管理委員会の李栄融主任はこのほど、中国共産党中央規律検査委員会が最近実施した規律検査で、大手国有企業の幹部の汚職を摘発したことを明らかにした。経営陣から中間管理職までほぼすべての責任者が汚職に関わっていたとされる。社名は公表しなかった。

主任によれば、同案件は党本部に提出され、胡錦涛国家主席を含む中央トップが指示を下した。報告によれば、問題のあった企業はトップが単独で経営を仕切っており、経営陣の監督が行きとどかず、腐敗が社内に横行していったという。

中央規律検査委員会は、国有資産監督管理委直属の国有企業、中央企業の幹部約23万人の自社株保有、投資、兼職状況を調査。それによると5社のトップ層19人に兼職による二重報酬の問題、19社のトップ層56人に自社株保有率の違反があったことが分かった。(翻訳・編集/HI)

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