Record China 2009年2月27日(金) 21時17分
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27日、バンクーバー市では、派手に遊んだり、大金持ちを装う中国系留学生が犯罪の被害者になりやすい状況が生まれており、関係者は注意を呼びかけている。写真はトロントの中華街。
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2009年2月27日、カナダの華字紙「明報」によると、バンクーバー市では、派手に遊んだり、大金持ちを装う中国系留学生が犯罪の被害者になりやすい状況が生まれており、関係者は注意を呼びかけている。中国新聞社が伝えた。
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同市で先ごろ連続発生した中国人留学生の誘拐・身代金要求事件に関連し、現地関係者は「誘拐や強奪事件の一部は顔見知りの間で発生しており、原因の多くは被害者の日頃の言動や金遣いにある。一部の留学生は言動が非常に派手で、犯罪者に狙われやすくなっている」と話す。
特に中国系留学生は、高級車を乗り回し、友達を誘って連日夜遊びに繰り出すなど、仲間受けがよく、「金持ち」のうわさが広がりやすい。また自身が企業オーナーであるかのような言動を繰り返し、実際には金持ちでなくても周囲には大富豪であるかのような印象を与えるケースもあるという。
関係者は「派手な言動や金持ちを装う態度は周囲に誤解を与え、犯罪の被害者になる確率を高める非常に危険な行為である」と警鐘を鳴らす。過去には、「自称大富豪の子息」を誘拐した犯人が巨額の身代金を要求したところ、実は大富豪でなく、一般の家庭であることが判明した事件も発生している。
バンクーバー警察当局でも留学生に対し「派手な金遣いを控え、慎重な行動を取ることによって犯罪の対象になることを回避できる」と注意を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)
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