毛沢東像にまたがった女子学生、猛バッシングに謝罪文発表―中国

Record China    2009年3月1日(日) 17時25分

拡大

2月28日、毛沢東像の頭部にまたがった若い女性の写真が19日にネット上で公開されると、彼女に全国から激しい抗議と罵倒の嵐。25日、本人を名乗る人物の謝罪文が発表された。

(1 / 2 枚)

2009年2月28日、今年2月に中国のインターネット界を最も騒がせた人物といえば、「毛沢東像にまたがった女子学生」だろう。中国全土からありとあらゆる罵詈雑言と脅しを受けた彼女は今、自宅から一歩も出られない状況に陥っているという。四川省の「天府早報」とニュースサイト「四川在線」が伝えた。

その他の写真

湖南省長沙市にあるテーマパーク「世界の窓」に「湖南偉人百人群像」という銅像が設置されている。湖南省出身の偉人100人の銅像が建ち並ぶなか、1人の若い女性が毛沢東像によじ登り、その頭部を両足ではさみ肩車のような格好でまたがっている姿がネット上に公開された。友人の男性1人が登る彼女の手助けをし、女性2人がカメラで写真を撮っていたという。

この写真が公開されるや否や、中国全土のニュースサイトがこれを転載。写真を見たユーザーらは怒り爆発、女性あてに過激な非難の書き込みや脅迫を続けた。

こうした状況の中、本人を名乗る人物がネット上に謝罪文を発表。毎日両親から思想教育を受けていることや、怖くて学校にも行けず自宅に引きこもっていること、夜は睡眠薬を飲まないと眠れないことを明らかにした。だがその後の調べで、この謝罪文は友人たちが本人の代わりにネット上に発表したことがわかり、「反省が足りない」と非難の声がさらに大きくなっている。ちなみにこのニュースについて大手ポータルサイト「網易」のコメント欄には、18時間で9000人以上がコメントを送っているが、彼女を非難する言葉が圧倒的に多い。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携