2009年3月1日、京華時報によると、「春季中国国際教育巡回展」が2月28日に北京の国際貿易センターで行われ、学生を獲得するため、海外から400校以上の学校が出展した。

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金融危機などの影響により、各大学をとりまく経営環境は厳しいものになっているが、今回の教育展には昨年を上回る数の海外の大学が出展した。また、これまでとは異なり、その場で学生の募集を行い、合格まで決める大学が現れた。ケント州立大学やサンフランシスコ大学など約10校が同方式を採用し、デトロイト・マーシー大学のブースでは学長自ら面接を行った。

カナダのある大学関係者は、大学間で学生の獲得競争が熾烈になっていることから、このような異例の学生募集が行われるようになったと話している。また、不況の影響が色濃い金融分野では、会社を退職して留学でスキルアップをはかるサラリーマンやOLも多いという。（翻訳・編集/岡田）