不妊症増加で精子バンクに長蛇の列、闇も横行―中国

Record China    2009年3月3日(火) 22時21分

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2日、中国では不妊症の増加により、精子不足が深刻に。ある精子バンクでは順番待ちの夫婦が1000組を超えるという。写真は上海の精子バンク。

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2009年3月2日、中国新聞社によると、中国の不妊症カップルは全体の15%から20%にのぼり、年々増加する一方。不妊症の原因は夫側にあるケースと妻にあるケースが半々だという。

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男性不妊の原因には、無精子症、精子無力症、奇形精子症などがあり、中でも無精子症が20%を占める。こうした状況から中国では現在、精子バンクを利用して子供を持ちたいと願う夫婦が増えている。

江蘇省南京市の人民医院不妊外来に所属する精子バンクでは健康な精子の供給量が圧倒的に不足しており、精子の提供を待つ夫婦は1000組以上に上っている。このため同バンクでは現在、精子希望者の登録を打ち切っている。最も遅く同バンクに登録した夫婦は、少なくとも2年以上待ち続けないと精子を手に入れることは出来ない。同バンクの責任者は「今や精子不足は血液不足とおなじように深刻な社会問題だ」と話す。

不妊治療の専門家によると、国家が規定する厳格な基準をクリアする精子は10人中1人だという。しかも不妊夫婦の多くは外部に知られたくないなどの理由から「夫と同じ血液型で外見や体格も夫に似た男性の提供する精子」を希望するため、なおさら調達が難しくなる。国家が認めた精子バンクは国内に10か所あるが、いずれも精子不足に悩んでいる。このため「闇の精子バンク」が各地で横行しており、いずれ重大な被害をもたらすことになると同紙は警告している。(翻訳・編集/本郷)

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