ペ・ヨンジュンさん中国進出に影=肖像権問題の紛糾で―中国

Record China    2009年3月3日(火) 13時5分

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2月27日、本格的に中国市場に進出した韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンさんが、イメージモデル契約を交わした現地企業との間で肖像権に関して紛糾していると伝えられた。写真はペ・ヨンジュンさん。

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2009年2月27日、本格的に中国市場に進出した韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンさんが、イメージモデル契約を交わした現地企業との間で肖像権に関して紛糾していると伝えられた。国内大手ポータルによる新浪(SINA)ブログからの抜粋。

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ぺさんは中国語圏でも人気が高い。02年に台湾で放送されたドラマ「冬のソナタ」により「マダム・キラー(師[女乃]殺手)」として有名になり、近年では「太平四神記(07年)」も話題となった。記事によると、ペさんは昨今の金融危機による株式暴落で私財に大打撃を受け、その窮地を打開するためか、このほど本格的に中国市場への進出に踏み切ったという。その損失額は589億5000万ウォン(約37億円)に上ったとも言われている。

その後、国内の某有名服飾メーカーとイメージモデル契約を交わし、中国でのキャリアをスタートしたペさんだが、このメーカーはペさんの過去の写真までも宣伝商材とみなし、それらを無断で自社サイトに流用してしまった。これに対し、ペさん側は「撮りおろし以外の写真使用は肖像権の侵害にあたる」として、契約破棄を申し出るというトラブルに発展した。

しかし、ここで問題になったのは宙に浮いた契約金。ペさん側が契約金の全額返還に応じなかったため、メーカー側が困惑させていると一部で伝えられている。ペさんは過去にも韓国や日本で複数の肖像権問題に絡む訴訟を起こしており、こうした問題には相当敏感になっているとされる。

この騒動を取り上げた当のブログ記事では、「話し合いもせず一方的に契約を打ち切り、契約金も全部は返還できないなどという態度では、ペ・ヨンジュンも中国市場でのチャンスを失ってしまう」と警告を発しているが、肖像権に対する認識があまりにも違いすぎるのではないだろうか?(翻訳・編集/愛玉)

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