2009年3月3日、人気上昇中のモデルが戦国時代の名軍師・諸葛亮の63代目の子孫を名乗っており、物議を醸している。中国新聞社の報道。

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中国国内のあるブログで2日、「諸葛亮63代目子孫のカナダ系華人が発覚」との衝撃的タイトルで明かされた内容は、またたくまにネット上に広がった。記事によると、諸葛亮の子孫を名乗るのはカナダ系中国人の新人モデル、マリー・ジュウガー(諸葛梓岐)さん。諸葛亮(181〜234年)とはおなじみ、三国志に登場する名将。劉備の右腕として活躍した武将・軍師で、蜀建国の立役者である。

マリーさんによると、彼女の実家には諸葛亮の肖像を祀ったほこらがあったほか、絹布に記された家系図があり、その第63代に自身の名前も記載されているという。ちなみにマリーさんの本籍は中国山東省で、これも諸葛亮の本籍地と一致する。

しかし、諸葛亮を祀った武侯祠博物館(四川省成都市)研究部によると、「諸葛亮の家系については、史料の不足もあり定かではない」としながらも、その信憑性に疑問を呈す。なぜなら、中国の通常の家系図に女系の氏名を記載することはないからである。

マリーさんは北京生まれ・カナダ育ちの25歳で、日系クォーター。身長170cm、スリーサイズはB84・W63・H86のスレンダー体型。08年初頭から本格的にモデルとして活動し、人気急上昇中だ。父親はコンピューター・電子関係の貿易商、母親は北京市職員だった。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でインテリアデザインを学び、その在学中に中国国営テレビ・中央電視台の番組で司会を2年間務めた。その後は香港の大学で学びながらモデル活動を開始し、雑誌にファッション関連のコラムも連載している。幼少より中国画や書道、ピアノ、ダンスなどを学び、家長を重んじる厳格な家庭で育った。筋金入りのお嬢様であり、才媛であることは間違いないようである。(翻訳・編集/愛玉)